こんなん作ったら、
おもろいんちゃう?

春、弊社社長である松崎信生が、ふと思いついたように設計図に筆を走らせます。
数日後、皆の目の前には溝のある積木のようなものが置かれていました。
「きっとこれは面白くなる」と信生は言ったのですが、
社内では「どう遊べばいいんだろう?」といったムード。
少し消極的ながら、試験的に子どもたちに遊んでもらうことにしてみました。

予想外の反響

試験的に遊んでもらってみると、子どもたちは長時間、積木おもちゃを遊んでいます。
とにかく触ってみて、いろんな組み方ができるのが面白いとのこと。
これは、もっと面白くできる!
弊社スタッフはそう思い、製品の改良に駒を進めました。

命名「組み木」

ただの積木でもない。組み合わせることで様々なカタチを作り出せるこの玩具の名前を
どうしようか・・・と悩んでいたところ、保育園の先生からヒントをもらいます。
「これ、柱の組み木みたいで面白いねぇ」
なるほど。確かに「積む」遊びじゃなくて、「組む」遊びだと気付き、
ヒントから出た日本の伝統工法でもある「組み木」をキーワードに、
この玩具をクミキと命名しました。

伝統工法をひとつの
ピースで表現する

初期デザインのクミキでは、「これが日本伝統工法の組み木おもちゃです」
と言い切るには要素が薄かった。溝が少なく、遊びの自由度が低かったからです。
そこで実際の組み木を参考に、ひっかける動作を「相欠きつなぎ」、
差し込む動作を「ホゾつなぎ」、組み合わせる動作を「組みつなぎ」として、
3つの動作をひとつのピースで完結できるデザインを設計しました。

強度の問題が発生

しかし、穴が大きすぎたため、普通に使っていても割れてしまいます。
そこで穴の位置や深さ、板の厚みを微調整。
遊びやすくなるように0.1mm単位で微妙な隙間を調整して、
ようやく日本玩具協会が認める強度に達することができました。
※きみたつクミキは、STマークを取得しています。

意外な出来事

こうして完成したきみたつクミキ。
さっそく子どもたちに遊んでもらうと、意外なことに女の子の方が
集中して長時間遊ぶ傾向がありました。
開発時には、「男の子が好きそうなおもちゃだね」と言われていたのですが、
子どもたちにとって、何がどんなふうに面白そうかは、関係ないみたいですね。

きみたつクミキ