ブランドマネージャーが想う、子どもの未来と“きみたつ”の在り方。

コラム

ぼくに子どもができたら。

こんにちは。“きみたつ”のブランドマネージャーの松崎裕太です。
今、僕は28歳。
これから子どもが生まれるかもしれない、そのとき、自分の子どもにどんなメッセージを投げかけるんだろう?
そんなことを考えているときに、“きみたつ”に込められた想いの軸と重なりました。

これから“きみたつ”で遊んだり、“きみたつ”を子どもたちへプレゼントしてくれるお客様に向けて、メッセージを綴ります。

読む方の立場や年齢で、共感したり腹が立ったりする内容になっていますが、未来の子どもたちの為にも、最後まで読んでいただければと思います。

 

子どもの頃、ずっと疑問だったこと。

中学生の頃、校則が沢山ありました。
女子は肩に髪がかかるなら結ばないといけない。下着は白じゃないとダメ。派手な傘はダメ。男子は長髪にしちゃダメ。
その中でも特に僕が疑問に思っていたことは、“靴は白じゃないとダメ”でした。
校庭で走ったり色々していたら、靴は茶色になっていきます。最初から茶色の靴はダメなのに、白い靴が茶色になるのは良いというのが、本当にわかりませんでした。だから、先生に何度も聞きました「汚れた白い靴は良いのに、最初から色付きの靴がダメな理由はなんですか?」と。
決まって返ってくる答えは「校則だからです。」なんだか納得できないまま卒業しましたが、やはり今でもよくわかりません。

しかし、日本経済のなりたちや歴史を知ると、その答えが見えてきました。
自分が思っていた以上に“日本人らしさ”というのはごく最近作られた人物像だったのです。

 

過去の成功体験にしがみついている日本経済。

今の日本教育は、高度経済成長期とバブルを軸としたもので成り立っています。
答えのある問題文。年上の言うことは絶対。意味があるのか無いのか分からない校則。「これしちゃダメ」。
レールの上をいかに上手く歩くことができるようにするのか、というのが今までの教育でした。というのも、レールの上を上手く歩けさえすれば、今までは人生上手くいっていたのです。過去の成功体験を知っている、乗っかっている世代の人は自分で考えたり、チャレンジする教育を受けていませんし、社会人になってからも、そういった体験に乏しい。新社会人の頃、レールを上手く歩けば順序よく成功していたからです。

だから海か山かよくわからない事業には乗らない。ゆっくり沈みゆく、泥の豪華客船の上で安心安泰でいる。
「個性を重んじる採用をします!」と言いながら、企業が求めるリクルートスーツは真っ黒です。

しかし、時代がすっかり変わっていることに、ようやく皆が気づき始めました。

 

“気付いてから動く”じゃおそすぎる。

ようやくこのままじゃマズイ!!と気付いて、新規事業だ、経営者目線だ、主体性だ、組織改革だ!と騒いでも、急に方向転換できない。それは何故でしょうか。それは、ほとんどの人材がトップダウンの世界で生きてきて、縦社会の立ち回り術には優れているけど、それ以外が圧倒的に実力不足だからです。
もっと簡単に言うと、ピンチの中、何していいのか皆わからない。
必死に考えて、必死に工夫しなければ生き残れないのはわかっているけど新しいことをやろうとしたときに「今までそんなこと、したことないよ!?」という不安でいっぱいになるのです。当たり前です。本当に今まで前例のないことを自分たちの力でやりきる教育じゃなかったのですから。

そのことに気づいている人。本当に危機感を持っている人が、少ない。

 

残念ながら大人は、逃げ切れる。

今の50代以上の人は、逃げ切れます。ちゃんと年金ももらえます。
傾きかけた会社や組織が完全に崩れる前に社会から離脱できます。

本当にピンチを迎えるのは2040代の世代。実は、話さないだけで今の2040代は、自分たちの未来が危険ということを知っています。年金や保険も、アテにしてません。だから、自分の子どもの世代がより良い時代になるよう、本気で危機感をもって人生を送っているのです。

大人の方。若い世代へ、手を差し伸べてください。
自分の子どもや孫の世代を泥の豪華客船に乗せようとしないでください。
あなたの“仕事”は、“社会”は、“常識”は、本当に未来を担えますか?自問をしてください。

 

きみたつは、未来のリーダーを育てるおもちゃ。

世の中、変わらなければならない。そう記してきましたが、いざいきなり「何でもやっていいから、良くしてくれ」と言われても、動けませんよね。でも、これから社会人になる子どもたち。これから生まれてくる子どもたちには、そうした自発的に行動できる“勇気”が求められています。

“きみたつ”の説明書には、遊び方が載っていません。
これは、ただの不親切ではなく、子どもたち自身で遊びを見つけたり発明してほしいという思いがあるからです。答えのあるモノのプロセスをたどる遊びではなく、子どもたち自身で遊びを見つけてほしい。主だった遊び方以外の遊び方を提示しているのも、その為です。

 

まとめ。

今後の世の中は、より個人の力が重要になります。

子どもたちが笑顔になれる未来の後押しを、この“きみたつ”で発信したいと、強く願っています。

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